Tenant

C.P.KOO

セーペルクー

  • 創の実 吉祥寺

国内外の産地から職人と共にお届けする、
オリジナルテキスタイルを使った着心地の良い服と、
日々を少し楽しくさせてくれる
店主おすすめの雑貨が集うお店です。

https://www.cpkoo.com/
090-7271-5264
オーナー:伊藤 教子

インタビューを見る!

Owner Interview

c.p.koo

「心地よく使えるものには物語がある。
暮らしに寄り添う洋服や雑貨を追求しています」

C.P.KOO オーナー

  • 伊藤 教子

「生地作り」から繋がった、ものづくりへの道

 C.P.KOO(セーペルクー)では、着心地の良さや職人の手仕事を大切に、オリジナルの生地で作った洋服や、自分の目でセレクトした雑貨を扱っています。日本ならではの「織り」や色合い、質感を感じられるものが中心です。

c.p.koo

 もともと「生地」というものが好きで、大手アパレル企業に所属し、コレクションチームのテキスタイルデザインを任されていました。15年ほど続ける中で、日本の生地が大切にされなくなっていくのを感じ「このままではいけない」と思うように…。そんな時、小さなブランドの生地作りに関わる機会に恵まれ「小さな規模でも生地が作れる」と知り、自分で挑戦することにしました。

c.p.koo

 初めは独学でしたが「将来自分のお店を持ちたい」というビジョンがはっきり見え、きちんと学び直すために台東区の創業支援施設に応募して約3年間所属しました。それまでは洋服づくりに注力していましたが、商品セレクトのコツや帳簿の付け方など、実践的に学ぶことができました。また、複数のアトリエが集まる施設なので、同じ境遇で頑張るクリエイターとのつながりができたことも大きな収穫だと思っています。

c.p.koo

自分でも「本当に欲しい」と思えるものを届けたい

 今はオリジナル商品と並行してセレクト商品も増やしていて、お店を広く知ってもらうためにポップアップショップや展示会にも力を入れています。地方には意外とギャラリーショップが多くあり、京都や高知など遠方に出向くこともあります。ご好評いただいて、数年続けて開催してくださるショップもあり、新しいお客様や地域の方との出会いが生まれています。

c.p.koo

 セレクトする時は「目で見て触れて、本当に欲しいと思えるものを吟味する」ことを大切にしています。個人で仕入れられる量は少ないので、丁寧に作られていて他ではなかなか買えない、ちょっとした「個性」も大切なポイント。「本当は自分が買いたいけど、お譲りします」という気持ちを大切にしています。

 私は福岡出身なのですが、自分や出身地と関わりがあることもキーワードです。たとえば、母の実家が福岡県の「小石原焼」の産地で、「飛び鉋(かんな)」という独特の手法で作られる素敵な器がたくさんあるので、買い付けに行こうと思っています。

c.p.koo

これからは目標に向かって絞り込んでいく日々

 自分のアトリエを吉祥寺に移したときに「創の実」の存在を知りました。これまで個人事業主としての勉強はしてきましたが、実際にお店を運営しないと分からないことが沢山あると思って応募しました。前職や台東区での経験、展示会の実績などが認めてもらえたと思っています。

 「創の実」のように初期費用の負担無しで、お店の運営にチャレンジできる機会はなかなかありません。出店期間は最長で1年。限られた時間の中でシーズンごとにテーマを決めて、新しいことにどんどん挑戦するつもりです。1人でやっているので、ブランドの方向性や品揃え、価格帯など常に自問自答しながら目指す形に向けて絞り込んできたいと思っています。

c.p.koo

 私が最終的に目指しているのは、洋服中心のアパレルショップではなく、今後は雑貨や日用品の取り扱いも充実させていきたいと考えています。スーパーや100円ショップで買える日用品も、ある程度は便利に使えますが、気持ちまで豊かにしてくれる、質の良いものと気軽に出会えるお店はなかなかないと感じています。今お店に来てくれるお客様は高い年齢層の方が多いので、娘さんやお孫さんも一緒に買い物に来てくれるような、暮らしに長く寄り添うお店を目指しています。

c.p.koo

伊藤 教子  Noriko Ito

大手アパレル企業のコレクションチームで、テキスタイルデザインと生地作りに従事。
独立後に台東区の創業支援施設に所属し、経験を積む。
東京都青山の「スパイラル」を始め各地のギャラリーで展示会を開催。
2019年にはWEBショップへの卸売も始める。