こだわりの手作りドレッシングや店主選りすぐりの食のセレクトショップ

奥なな商店

創の実 吉祥寺

KICHIJOJI

OWNER

奥山 ななこ

OKUYAMA NANAKO

青森県産のりんごを使ったオリジナルレシピのドレッシングと、
青森県の美味しいものを集めた食のセレクトショップです。

私の故郷青森県にはたくさんの美味しいものがあります。
それらを集め、皆さんの生活シーンにいろどりを添えられたら、という気持ちでお店を開きました。
お店にはお菓子やお茶など、店主セレクトの物産がずらりと並びます。
特におすすめなのは、青森県産りんごを使った自家製ドレッシング。
ぜひ味わって、感想をどしどしお聞かせください!

PICK UP

青森県産りんごをたっぷり使った自家製ドレッシング

オリジナルレシピで製造した「りんご味噌」と「とうもろこし」は、どちらも青森県産りんごを使ったドレッシング(各120ml、700円)。りんごの収穫シーズンは皮付きのままの生りんごを使用。生りんごがない時期は、旬の時期に収穫したりんごをペースト保存したものを使っています。サラダにかけるだけでなく、焼いたお肉にかけたり、唐揚げ用のお肉を漬けておくのもオススメ。私のイチオシは、豚しゃぶをポン酢代わりの「とうもろこし」ドレッシングでいただくというもの。美味しいですよ! ぜひ、いろいろな使い方を試してみてください。

OWNER INTERVIEW

奥山 ななこ

OKUYAMA NANAKO

自家製のりんごドレッシングから
食のバリエーションを広げるお手伝いもしたい

青森県産りんごのドレッシング、ぜひ味わってみてください!

 祖父母は青森のりんご農家でした。農業は天候に左右されることが多く、台風でりんごが全て落ちてしまったときには祖父母や母はとても落胆し、その姿に私も心を痛めたものです。りんごのドレッシングは、母が、りんごを無駄にしないようにという気持ちから加工に挑戦していたもので、今回私がその母の思いを引き継ぐ形でレシピを改良し、商品化しました。

 ドレッシングは、工場で製造した加熱済み長期保存タイプと、店内で私が手作りしている生ドレッシングの2つのタイプを用意しています。
 工場で製造したドレッシングは、「りんご味噌」と「とうもろこし」の2種類。りんごが30%以上入っているので、フルーティな風味が特徴です。
 始めて販売したときは受け入れてもらえるか心配でしたが、「りんごと味噌?」と最初は驚いていた方も、一口味見をすると気に入ってくださるので、ほっとしています。
 生ドレッシングは、りんごやにんじん、青紫蘇など、常時2~3種類提供しています。柑橘系やいちごなど、季節ごとに旬のものを使って提供する予定です。生ドレッシングは火を通していない分フレッシュな風味が感じられ、野菜で野菜を食べるといった感覚をダイレクトに楽しめます。いろいろな調理にも利用できるので、食事のバリエーションを広げ、食の楽しさにつなげる提案もしていきたいですね。

 お店には、りんごドレッシングの他にも、アップルスナックなど、りんごを加工したお菓子や青森の地元で人気のお菓子を販売しています。また、青森のごぼう茶をはじめ、紅茶、ほうじ茶などの飲み物も豊富に揃え、イートインでも提供しています。どれも、私が本当においしいと思ったものばかり。自信をもってオススメしています。

「創の実」は3店舗で互いに高め合う環境も魅力

 実は「創の実」は随分前から気になっていたのですが、まずはしっかり起業計画ができてから応募しようと決めていました。そのため、TOKYO創業ステーションで相談したり、女性起業ゼミに参加したりしながら、1年ほどかけて事業展開について検討を行いました。そうした準備を経て、今回のチャレンジに至りました。実際にお店を持つとなると、未経験の私では信用力がなく、仕入れの段階で相手にしてもらえないなどの苦労もありました。その一方で、若い人やチャレンジする人を応援したいと思ってくださる業者さんもいて、それがうれしかったですね。また、「東京都のチャレンジショップでやっています」と言うと、躊躇していた業者の方も安心してくださるというのを実感しました。

 「創の実」のメリットを最も実感したのは、サポートの手厚さです。それぞれの分野の専門家の方が何人もついてくださり、困ったときに何度も助けていただきました。3店舗共同という形態も心強いです。お客様が入りやすい環境を作るために何を準備したらよいかとか、商店街に貢献するために何をするかなど、みんなでアイデアを出し合ったり、アドバイスし合ったり。一緒にできる仲間がいるのはよいなと思いました。

商店街の活性化に役立つ活動もしていきたい

 お店を開店してうれしかったことの1つは、「青森と触れ合う場所が近所にできた」と喜んでくださるお客様がいること。お客様同士が津軽弁で話をしたり、コミュニティとしての役割も担ったりすることができたらよいなと思っています。 同時に、青森県とつながりのないお客様が疎外感を感じないような気配りも大切ですね。そこはしっかりと気を付けていかなければと考えています。

 「創の実」の活動を通じて改めて意識したのが、商店街という場所です。人々が生きていく場であり、子供たちが育つ場でもある、そんな商店街を活性化させるための一助となるよう行動を起こしていきたいと考えています。その第一歩として、簡単なドレッシングを一緒に作ったり、野菜を美味しく食べるための知識など食育に関するワークショップにもチャレンジしたいです。そして 「創の実」を卒業したのちも、商店街での開業をめざして頑張りたいと思って います。

 「創の実」は、1年を通して本当に自分のやりたいことが見えてくるプログラムがたくさん用意されています。トライしてみたいことがあれば、チャレンジしてみることをおすすめします!

PROFILE

大学時代、祖父母が丹精を込めて育てたりんごが台風被害に遭い、落胆する姿に触れる。
その後、母が始めたドレッシング製造への思いを引き継ごうと決意。
東京都の創業ステーション主催の女性起業ゼミで力を磨いたのち、「創の実」に挑戦。
青森県産のりんごを使ったドレッシングの販売を軸に美味しい食べ方の提案や食育のワークショップにも力を入れていきたいと考えている。