盆栽鉢・植木鉢

盆栽鉢ストア ゆきもの

創の実 吉祥寺

KICHIJOJI

OWNER

笠井 有紀子

KASAI YUKIKO

ヨーロッパや日本の盆栽鉢を扱うセレクトショップです。

植物は、つきあい方がわかると本当におもしろい世界。
盆栽の知識と技術をほんの少しかじるだけでも楽しく遊べます。
まずは、植物との調和をイメージしながら盆栽鉢を選ぶ楽しさを味わってみませんか?
ユニークな盆栽鉢をたくさん揃えてお待ちしています。

PICK UP

スカンジナビアから届いた1点ものの盆栽鉢。

スウエーデンの盆栽鉢作家トゥール・ホルビラさんの手による盆栽鉢です。北欧の神話やスカンジナビアの自然の風景が、色や形ににじんでいます。日本では味わえない質感を、ぜひ手にとって感じてみてください。
こだわりの植物には、こだわりの鉢を。スタイリッシュな1点ものを求めている方におすすめです。

OWNER INTERVIEW

笠井 有紀子

KASAI YUKIKO

新しさを追求した盆栽鉢を国内外からセレクト。一つひとつに注がれた作り手の情熱を伝えたい

従来のイメージにはまらないユニークな鉢も

 盆栽鉢は、機能性のほかデザインや芸術性も問われ、シンプルだけれど高い技術が求められます。そんな盆栽鉢の魅力を知っていただきたいと、日本六古窯の一つである常滑をはじめ、国内外からセレクトした盆栽鉢を販売しています。

 セレクトのポイントは、「新しいものを追求し続けている作家さんの作品」であること。伝統の中に新しさが光るユニークな日本の盆栽鉢もあれば、ヨーロッパの作家が作ったスタイリッシュな盆栽鉢もあります。従来の盆栽のイメージから少しくらいはみ出すものでもOK。伝統的なスタイルの盆栽をやってきた方が、「こんな鉢もありなら、ちょっと植えてみたいな」と冒険したくなるような作品を扱いたい。あるいは、盆栽初心者の方が「わあ、かわいい」と惹かれるような、モノとしての強さや美しさが際だつ作品を積極的に紹介していきたいと思っています。

 商品の中心は、手のひらに載るサイズで、5,000円~8,000円程度のもの。鉢と合わせる苗木や草ものなども一緒に販売し、盆栽に初めて興味をもたれた方でも手にとりやすい品揃えをめざしています。

日本の鉢を海外へ、ヨーロッパの鉢を日本へ

 趣味で盆栽を始め、撮りためた写真をインスタグラムに投稿したところ、海外から、盆栽鉢に対しても多くの反響がありました。それなのに、国内の盆栽鉢産地や窯元はどんどん元気をなくしていく。それがとても残念だったんです。そこで日本の盆栽鉢をもっと海外に発信しようと考え、オンラインストアでの販売を開始。海外の展示会にも出かけてプロモーション活動を行ってきました。

 そんな中で出会ったのが、ヨーロッパの作り手による盆栽鉢です。海外では盆栽は園芸の一つのジャンルとして定着していて、盆栽鉢の専門作家も次々に出てきています。そうした作家たちの情熱や作品の斬新さに触れるうち、こんどは「海外の鉢を日本へ!」という思いに駆られたんです。

 「創の実」の募集告知を知ったのは、ちょうど今後のビジネス展開について整理してみようと考えていたタイミング。そこで、「これまでの海外向けオンラインストアを軸に、国内外の鉢を扱うリアル店舗を活かす形」を考えました。応募をきっかけに、頭の中で考えていたことを文章にして事業計画にまとめたり、面接の場で事業について説明したりするうちに、新たに気づくこともたくさんありました。リアル店舗の経験ゼロだった私にとって、「創の実」の応募過程の作業そのものが勉強になったと感じています。

作り手のストーリーも丁寧に発信していきたい

 このお店では、盆栽鉢の産地や作り手についての情報発信を大切にしています。たとえば、ヨーロッパの作家が作った鉢には、それぞれの国の風土文化が反映しています。そういう部分を丁寧に説明し、作り手の人柄やどんなところで暮らしているのかといった背景を伝えることで、商品にストーリーを感じてもらえるのではないかと考えています。

 盆栽鉢は単体で成立するものではなく、植物と組み合わせてどのような世界観を作るか、そこが醍醐味。盆栽ファンの方はもちろん、暮らしを豊かにするアイテムとして植物をもっと楽しみたいとか、インテリアと植物を組み合わせてオシャレに見せたいと思っている方にも、そのおもしろさを味わってほしいと思っています。店内には、盆栽家の方に頼んで作っていただいた盆栽もたくさん展示しています。ふらっとのぞいた方が、「盆栽っておもしろいなあ」と興味を持ってくださったらうれしいですね。

PROFILE

出版社に勤めたのち、フリーランスのエディターとして活躍。
趣味で始めた盆栽と盆栽鉢の魅力にはまり、2014年から日本の盆栽鉢の海外発信とオンライン販売を展開。
現在は、「創の実」のリアル店舗と海外向けオンラインストアを並行させながら、日本とヨーロッパの盆栽鉢を紹介している。